はいさい!はーたんです!(^-^)/
今日は仕事始めで疲れた方も多いんじゃないでしょうか?
温かいお風呂に入ってゆっくり休んでくださいね!
今回はお正月に体験した怖い話をご紹介します。
僕がまだ小学生のときに、沖縄の祖父母の家に帰省し、お正月を迎えたときの話です。
沖縄のお正月は3回あります。
元旦、旧正月、十六日祭
今回体験したのは元旦です。。。
祖父母の家は庭で御座を敷いて宴会ができるくらい広い庭がありました。宴会をするのは主に男性陣たちです。
母達は近所の婦人会を結集し、夕方の宴会に向けて料理をたくさん作ってました。
近所に漁師をしてるおじさんがいて、いつも祖父母に取れたての鰹を持ってくるので僕は、そのおじさんを『鰹おじさん』と呼んでました。
その日も、漁を終えたおじさんが鰹を数本持ってきてくれました。
鰹おじさん『鰹持ってきたぞ!お母さんに渡しといてくれ。また、夕方に来る。』
僕は、鰹を預り母に渡しました。
母『おじさん来たの?とりあえず、魚は冷蔵庫にいれておいて。』
鰹おじさんは快活とした恰幅がいい男性で子どもにも優しい人でした。
しかし、母や祖母はなぜかおじさんに対して冷たい印象がありましたが、僕は気に止めませんでした。
夕方になると近所のおじーたちがあつまり庭で宴会が始まりました。三線を弾き歌ったり、踊ったりどんちゃん騒ぎでした。
宴会が始まり、少しして鰹おじさんも来ました。おじさんは御座が敷いてある男性陣の輪の中に加わり泡盛を酌み交わしました。
僕は、家の中で従兄弟たちとカードゲームをしたりしてましたが、母に『はーたん、この料理を外にいるおじーたちに渡してきてくれる?』と言われ、仕方なく外でどんちゃん騒ぎをしてるおじーたちのとこに料理を運びました。
すると、鰹おじさんにぴったりと寄り添っている長い髪で黒い服を着た女の人が微笑みながら座っていました。
なんだ、おじさんにも彼女ができたんだ。と思い僕は、料理を置いて従兄弟たちのいる部屋に戻りました。
部屋に戻ると従兄弟たちは、カードゲームを辞めて母達と一緒にご飯を食べてました。
僕もご飯を食べに輪の中に加わりました。
僕は、従兄弟に『鰹おじさん彼女連れてきてる。モテるんだなー。』って言ってたら従兄弟のお兄ちゃんから『嘘つけ!外の御座はおじーたちしか入れないんだぞ。だから、おばーとか母さんや俺たちは家にいるんだろ。』
島のルールなのか分かりませんが、確かに外の御座で宴会をするのは男性陣だけで、女子どもは別の場所で宴会をしてました。
僕『でも、ぴったりくっついていたよ。』と言うと、お兄ちゃんから『おじーがそんなところ見たら怒るだろうが!宴会どころじゃなくなるぞ!』と言われました。
おじーは豪傑で硬派な感じだったので、たしかに掟とか破るとめっちゃ怒る感じの人でした。
僕は、確認するために鰹おじさんがいる外の御座に向かいました。まだ、女の人は鰹おじさんの隣にくっついてました。
僕は、従兄弟のお兄ちゃんを呼ぼうと思い立ち去ろうとしたら、黒服の女の人が僕の近くたっていて呼びかけてきました。
黒服の女『ねー、私のこと見えてるの』
☆★☆★☆続きは後編で★☆★☆★☆
それでは