ゲイです。ナースです。夫夫です。

同性カップル(夫夫)の日常のブログです。

看護師

2018.4.14結婚式を挙げた同性カップルです。
アメーバブログからライブドアブログに移行しました。
アメブロでご覧いただいていたかも、初めての方もどうぞ宜しくお願いします。

僕が看護師を志した理由

はいさい!はーたんです!(^-^)/


この時期になると毎年思い出すことがあります。


それは、天国にいる祖父のことです


小児科の看護師を僕は10年以上してるので、子どもが好きで看護師になったの?と聞かれることが多いですが、


実は初めから小児科に行きたかったわけではありませんでした。笑


まして、自分が看護師になるなんて思わなかったし、家族や親族にも医療者はいませんでした。


そんな僕が看護師を志した理由は、忘れもしない中学3年生の12月24日でした。


その日は、学校の終了式で冬休みに入るときでした。街はクリスマスイブでサンタクロースの格好をした店の人が呼び込みをしてました。


冬の始まりくらいから祖父は肺炎で病院に入院してましたが、母からは『おじいちゃん、元気で暇してるから会いに行ってあげなさいよ。』と言われてました。


そんな言葉を思い出して、学校帰りに直接、祖父が入院してる病院に向かいました。


病院に行く途中で祖父と一緒にクリスマスケーキを食べようと、病院近くのケーキ屋さんでショートケーキを2個買い病院に行きました。


しかし、母が教えてくれた病室はもぬけの殻で、人がいた気配がありませんでした。


最初、僕は、『おじいちゃん元気になって退院したのかな?』と思いナースステーションで尋ねると、対応してくれた女性の看護師さんから少し固い表情で


『病室が移動してナースステーションの隣の部屋にいます。』


と言われ案内されました。


祖父はいましたが、母が言ってた元気な祖父の様子はなくて、寝たきりでモニターに繋がれてました。


時々苦しいのか口を開けて息をしてました。


『おじいちゃん、おじいちゃん、分かる?会いに来たよ。』


と話しましたがおじいちゃんは寝たままでした。



しばらくすると、男性の看護師さんが入ってきて、祖父の体調が悪くなったことを説明してくれました。


僕が、ケーキの箱を持っているのを見て


男性の看護師さんから


『おじいちゃんにケーキを買ってきたの?クリスマスイブだもんね。優しいんだね。でも、具合が悪いからおじいちゃんに食べさせることはできないかな。ごめんね。』


と言われました。


一時間くらい面会してましたが、祖父は起きることはなかったので、帰るときに祖父の手を握ると弱々しく握り返してくれました。凍ったように冷たい手の感触でした。


『おじいちゃん、また来るね。今度は一緒にケーキ食べようね。メリークリスマス。』


と言って帰りました。


家に帰ると母が慌ただしく準備してました。


母から『お帰り。どこに行ってたのよ。今からおじいちゃんの病院に行くわよ。おじいちゃんたった今亡くなったっておじさんから連絡きたの。』と言われました。


『え?さっきまでおじいちゃんの病院にいたよ。おじいちゃん寝てたよ。』と母に言うと驚いた顔をしてました。


母と急いで祖父の入院してる病院に戻りました。


病室につくと、あの男性の看護師さんがおじさんと話してました。


僕に気づき、男性の看護師さんから


『君が帰ったあと、すぐにおじいちゃんは亡くなったんだ。きっと安心して旅立てたんだよ。最後にちゃんとお別れをしてあげてね。』


と言われました。


人生であんなに声を上げて泣いたのはあのときが初めてだったと思います。


母からは『あんたは、最後におじいちゃんに呼ばれたんだよ。最期に孫が会いに来てくれておじいちゃんも良かったんだよ。安心して天国に行けたんだよ。』と言ってました。


おじさんからも『会いに来てくれてたんだね。じいさんも最期は1人じゃなくて良かったよ。ありがとう。』


僕は、おじいちゃんになにもしてあげられなかった。帰らずにいてあげていれば良かったと思いました。


 この時、僕はあの男性看護師さんのようになりたいと思いました


そして中学3年の冬、もともと商業系の高校に行こうと思ってた僕ですが、衛生看護科に行くことを決意しました


家族からは大反対、担任の先生からも『学校見学も行ってないのに大丈夫か?考え直せ。』と言われました。


しかし、祖父が『看護師になりなさい。』と言ってるような気がしました。


そして、県立の衛生看護科に入学し今に至ります。


衛生看護科時代は、終末期にある患者さんに携わりたいと思ってました。


まさか、自分が小児科で働くなんて思わなかったです。笑


これが僕が看護師を志した理由でした。


祖父の導きがあったから、看護師としての今の自分があるんだと思います。


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【創作漫画】小さな命の現場で②

前回はこちらから

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※プライマリー:入院から退院まで一貫して看護計画の立案や評価を行う担当者のこと


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【漫画】ナースコール【看護師】

看護師あるあるだと思います(笑)


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下のスタッフが出るべきという風潮・・・


気がつく人ほどサッと出ますよね


みんな平等に出ましょうw


繊細で気になる人は、3回に1回はでるというマイルールを作るといいみたいですよ!


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【創作漫画】小さな命の現場で①

たかです!


半日かかってやっと数コマかけました(笑)


まだまだ序盤の序盤です



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【ゲイ看護師】ゲイナースが考える人生会議ポスター問題

こんばんは!たかです!


今話題になってる人生会議ポスター問題ですが、ぼくも今仕事の中で普段から接していることで、勉強もしてるのですが


いちナースとして少し物申したいことがあるので、ブログでお話しさせていただきたいと思います。


人生会議とは?

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そもそも、人生会議とは何かという話ですが


ACP(Advance Care Planning)の愛称であり、ちょうど1年程前に厚生労働省が名称を公募して決定されました。


日本語に直訳すると、『ケアについて前もって計画すること』という意味になります。


先進的に取り組みを行なっているイギリスのガイドラインでは


個人およびそのケア提供者との間で行われる自発的な話し合いのプロセスであり、個人の希望を明確化することが重要で、その個人の気がかりや価値観、ケアのゴールを話し合いに含む


と定義されています


アメリカではACPのアプローチ対象を
  1. 健康な段階にある人
  2. 疾患の悪化過程にある人
  3. 予後1年程度が予測される人
の3ステップに分けています


つまり、ACPの対象は病気の人はもちろん、現在なんらかの疾病に罹患していない健康な状態の人も含まれます。


以上ざっとACPについて説明しましたが、要点としては

①患者と医療者や家族などのケア提供者が共に行うこと
②意思決定能力の低下に先立って行われること
③プロセスを指していること

と、いうことになります。


ACPの意義

では、なぜ厚生労働省は件のポスターを作ってまで、人生会議の普及促進を図ったのでしょうか?


第一に、生命の危機に瀕した際に70%の人が、医療・ケアの方針を人に伝えることができなくなるという事実があるからです。


最期について周囲の人に日頃話してないと、本人が本来望まない治療やケアを受けてしまうという悲劇が起こってしまいます。


そのために、ACPを周知していく必要があるのですが、前線で働く医療者自身のACPの認知度が低いのが現状です。


​実際、多くの人が自宅での療養を希望しているのに、亡くなる場所は病院ということが起こっています。


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厚生労働省の看取り 参考資料より抜粋



ACPの難しさ


しかし、ACPの重要性がわかってもそれを実際できるか、という問題があります。


やはり、死はネガティブなイメージで、元気なうちにそんなことを話すなんて縁起でもない、と思われる方は多いと思います


実際、ぼくも両親とそういう話をするのは気が引けてしまいます。


そこで、僕が実際に仕事で使用しているお役立ちACPツールをご紹介したいと思います。



神戸大学のパンフレット


神戸大学が発行したACPのパンフレットです。



非常にわかりやすく噛み砕いて書かれていて、取り組みやすいものになっています。


ぼくの職場でもこのパンフレットに沿って利用者さんやそのご家族と話し合いをしています。


もしバナゲーム

これは、亀田総合病院の緩和ケアに関わる医師たちが立ち上げた社団法人i ACPが開発したカードゲームで


ゲームを通してその人の死生観を知ることができます。


一緒にプレーする人もですが、自分自身の気づいていなかった考えや思いを知ることができる有益性の高いツールです。


ゲームなので、話しにくさを緩和してくれ、楽しく行えるのも魅力です。


こちらはAmazonなどで販売されているので、お正月の帰省時にぜひご両親やご家族とやってみていただきたいです。



書籍

今年に入り、たくさんのACPについての書籍がだされるようになっていると感じます。


一般向けに書かれた本は、あまり知らないのですが、参考になる本をいくつかご紹介しておきます。



↑この記事を書くにあたってベースとして参考にさせていただいた書籍です。事例がたくさん載っていて、ACPの実際を知りたい方におすすめです。


↑雑誌『緩和ケア』の特集なんですが、非常によくまとめられています。とりかかりには、かなり良いかと思います。


↑こちらは実践ガイドということでACPの進め方について、詳しく記載されています。医療者向けの内容ではありますが、概要を知りたい方にはおすすめです。


まとめ

記事タイトルにも書いた人生会議のポスター問題ですが、あのポスターが100%否定される内容だったのかと問われると、僕としてはそんなことはない、というのが率直な意見です。


たしかに一部の人には辛いイメージを連想させてしまう内容かもしれません。


しかし、忘れてはいけないのは誰しも必ず死は訪れるということです。


そして、それはいつどのような形で迎えるのかもわかりません。


身体が元気でも認知症になり、意思が伝えられなくなることも考えられます。


死は決して忌避すべきものではないと思います。


医療が発展して死に場所が病院という日常と隔絶された場所になってしまい、ますます死のタブー化が進んだのではないかとぼくは考えています。


しかし、医療財政の悪化や在宅医療の進歩により再び死は日常(家)に戻りつつあります。


今回の騒動がきっかけとなり、人生の最期について真剣に考える人が少しでも増えれば、ポスターの作成にかかった経費は決して無駄ではないでしょう。




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