はいさい!はーたんです!(о´∀`о)
今日は僕が昔、体験した怖い話をご紹介します。
僕が以前、働いていた病院でのはなしです。
小児科病棟で働いていた夜勤のことでした。
男子高校生が骨折をしてしまい緊急に手術をするため入院することになりました。
夜間の入院でもあり、とりあえず観察室と呼ばれる個室に入ることになりました。
僕が入院担当することになり、予定通り手術がなされ、術直後は少し痛みでうなされていましたが痛み止めの点滴を投与したら落ち着きました。
翌朝、検温をしに訪室すると男子高校生から『昨日、赤ちゃんの声がうるさくてなかなか眠れなかったです。赤ちゃんってあんなに泣くものですか?』と言われました。
僕は『え・・・?そうだね。赤ちゃんだから泣くと声が響くよね。』と伝えました。
しかし、その夜勤のときは、ベビーは一人も入院してませんでした。
先輩にも話しましたが、『術後の麻酔で夢でもみてたんじゃない?』と言われその日の夜勤を終え帰宅しました。
数日後、男子高校生は無事に退院していきました。
違う日の夜勤で、小学生の男の子が高熱で精査入院になりました。その男の子も同じ観察室に入りました。
すると、夜中に男の子からナースコールがあり『なんか赤ちゃんの声が聞こえる。赤い顔の赤ちゃんが僕のことみてた。』と言ってきました。
僕は『赤ちゃんは違う部屋にいるからここにはいないよ。寝るまで一緒にいてあげるね。』と言いました。
僕が働いてから、あの観察室で怪奇現象が起きたことはなく、赤ちゃんの声を聞いた話も聞いたことがありませんでした。
赤ちゃんの声・・・なんか、聞こえるのかな?僕はなにも聞こえませんでした。
少し気になりましたが、1週間後に男の子が退院することになりました。
男の子を見送るときに、僕は気になってたことを聞きました。『退院できて良かったね!たくさん検査を頑張ったもんね!そういえば、病院にお泊まりしたときに最初の部屋で赤い赤ちゃんがいたって言ったでしょ?どんな感じだった?』
男の子は困った感じで言いました。
『うーん。最初の部屋にいたんじゃなくて・・・・
お兄さんの隣にずっといるよ。』
その場にいた僕を含むスタッフが一瞬、凍りつきました。
それでは
でももしかしたら護ってくれてるタイプの子かもしれないですしね!!